【映画鑑賞メモ】ジュマンジ(1995年版)【ネタバレあり】
ジュマンジ(1995年版)
2020年8月7日(金) AmazonPrime Videoにて鑑賞
吹き替え版
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小さい頃に何度も何度も繰り返し見た記憶のある大好きな映画。
最近リメイク版(?)でテレビゲームの世界に入りこむジュマンジが制作されていましたが、そちらはまだ未鑑賞です。
これですね。
そのうちきちんと見ますよ。
大人になってからは全然見る機会がなく、友人と久しぶりに鑑賞しました。
今になって見てみると、幼い頃は気づけなかった登場人物の表情に気づくことができて、いろんな人に感情移入してしまいます。
準主人公(と言ったらいいのかしら)の姉弟の二人は、両親を事故で亡くして父の妹であるおばさんに引き取られている設定なのですが、このおばさんも突然兄夫婦を亡くし子供二人を引き取って養育しなければならないなんで大変な状況だよな。。。と共感。
昔はなんだかあんまり優しくないかも?とか思ってましたけど。
そりゃ大変だよなおばさん。。。
それから靴工場で働く青年、カールの気持ち、主人公アランの幼馴染サラが生きてきた人生のこと、、、
本筋とはあまり関係ないところで深く考え込んでしまう歳になってしまったな。。。
話は戻りますが、ストーリーと映像は昔と変わらず本当にワクワク。
ゲームシステムが子供心には恐ろしくてとても好きでした。
久しぶりに見ても、覚えているセリフやシーンがたくさん。
そうそうここでこのセリフが・・・!って子供の頃に戻ったような気持ちで鑑賞していました。
ただこのゲームシステムは、深く掘り下げて考えてみると少し疑問なところもあります。
「サイコロを振ったのはアランだ」という将軍のセリフがあることから、
ゲーム内のキャラクターたちも自分がゲームから生まれた存在であることや、そのルールを理解していることがうかがえます。
しかしゲームの終盤、アランが「ジュマンジ」と発した時はその言葉の意味を理解していないようでした。
ルールをどこまで理解しているのかの線引きが曖昧なところでしたね。
もう少しこの辺のゲームシステムやメタ設定が細かく分かるような描写があったらおもしろいなあと大人になって感じました。
しかしゲームから飛び出したギミックたち、動物やジャングルの映像は何歳になってもワクワクさせられます。
いつか自分もプレイすることがあるかもしれない・・・!とまで思わせてくれる。
ラストでは、ゲームクリア後の別選択肢としての世界線が描かれていました。
子供の頃はよかったね~なんてくらいの感想でしたが、大人になってみると涙がにじませられます。
カールのその後や、描かれていないいじめっ子少年たちのその後とかもちょっと見てみたかったかも。
大人になると色々出てきちゃうものですが、今でも変わらず大好きな作品です。